恋三昧

【18禁】 BL小説取り扱い中。苦手なかた、「BL」という言葉に聞き覚えのないかた、18歳未満のかたはご遠慮ください。

2008年03月

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したい? それともしたくない?


「はーちゃーん、テスト終わったー」
「お疲れ様」
「俺ね、超がんばったー」
「よしよし、いい子いい子」←頭を撫で撫で
「えへへ。ねぇ、だからご褒美ちょうだい?」
「? ご褒美? …ってか、ちょっ…マコ! 何で俺のジーンズに手ぇ掛けてんの!?」
「ご褒美」
「ご…褒美…… (…………って、そういう意味かぁ~~~!!)」
「ね、ちょうだい?」
「マ、マ、マ、マコ! ちょっ…待っ、脱がすな、脱がすなっ!」
「(ムッ) はーちゃん」
「え、えっ!?」
「したい? それともしたくない? (にっこり)」←天使の微笑み
「………………(ゴクッ) し、したいです…」





 ウチのネコちゃんたちは、みんなこんなだな…。
 そりゃはーちゃんだって、我慢できるわけないって。


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カテゴリー:遥斗×真琴
テーマ:自作BL小説  ジャンル:小説・文学

Sugar Baby! 3 (1)


 背中に回っていた智紀の腕が少しだけ緩んで、顔を覗き込んでくる。その整った顔がゆっくりと近づいてきて、

 …………あ、キス、される……。

 ドキドキしながら目を閉じると、唇に柔らかな感触。
 初めてキスしたときは、びっくりして目を開けたら、まだキスの途中で、今まで見たことのない智紀の顔が近くにあって、慌てて目を閉じ直した。
 それからキスは何度かしているけれど、まだ慣れない。

「あいか…」

 いつもより、長いキス。
 唇を舐められて、体がビクッとなる。

 え? 何? 何かいつもと……

「ん、んっ…!?」

 智紀の舌が、口の中に入ってくる。
 嘘、何、え?

「んー…!!」

 ドサッ…!

 そのままベッドに押し倒されて、慶太はびっくりして怖くて智紀の体を押し返そうとするけれど、全然敵わない。

「ちょ、あいか、ッ…ん、やぁっ…!」

 何で?
 何がどうなってんの!?

「や、やめ…!」

「慶太、慶太!」






 ―――――え……。





 グラグラと体が揺さぶられて。
 慶太がギュッと閉じていた目を開ければ、心配そうな智紀の顔。

「大丈夫か? 何かお前、すごいうなされてたけど…」

 さっきまでの智紀とは、全然違う。

「え…? 夢…?」
「ん? 怖い夢見た?」

 智紀のきれいな手が、髪に触れる。いつもの智紀だ。

「慶太?」
「あ、いや…」

 そういえば昨日は、智紀の家に遊びに来て、そのまま泊まったのだ。
 だが、真琴に報告できるようなことは何も起こらなくて。

 智紀とキスの続きをするのに躊躇いや不安があるのも事実だが、恋人が部屋に泊まって、しかも同じベッドで寝たのに、何も起こらないんだなんて、もしかして俺ってそういう魅力がないの? と勝手にも慶太は思ってしまったのだが。

 それにしても。

(何て夢見てるんだ、俺…)

 どう考えてもあの雰囲気は、キスのその先をやろうという感じだ。

(俺、欲求不満?)

 …………………………。





 ―――――違う、真琴のせいだ!!









 Sugar Baby! 完結編の始まりです。果たして2人の初エチなるか!?
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カテゴリー:智紀×慶太
テーマ:自作BL小説  ジャンル:小説・文学

Sugar Baby! 3 (2)


 昨日の学生会室。

 相も変わらず、慶太と智紀の進展具合に興味津々な真琴は、慶太が1人でいるところを見計らって、そばに寄って来た。

「だーかーらー、真琴が期待してるようなことなんて、何もしてないって! つーか、したって絶対教えないから」
「ケチィー。でもさぁ、智紀さんも意外と辛抱強いんだよね」
「?? どういう意味?」
「ん? だってさ、好きな子とはキスだってセックスだってしたいって思うじゃん。かわいい恋人を抱きたいって思うのは、普通の感情でしょ?」

 かわいいかどうかは別として、確かに真琴の言い分は間違っていない。
 慶太だって、今までに付き合った女の子とは、そうだったのだから。

「…まぁ。でも別に俺、あんまり相川さんのこと、抱きたいとか思わないけどなー」

 だからといって、智紀のことが嫌いなわけではないが。

「まぁ、セックスだけがすべてじゃないけどね。てか慶太、智紀さんのこと抱く気なの?」
「へ?」
「ぅん?」

 そりゃそうなんじゃないの? だって俺、男だし? あ、相川さんも男だ。あれ?

「えっと…」

 今さらながらに気付いたそのことに、慶太は頭の中を「?」でいっぱいにする。

「男同士だからさ、どっちかが女役になんなきゃ。まぁ、挿入なしのセックスだって、ないわけじゃないけど」
「は、はぁ…」
「ネコだって、別にそんなにヤじゃないよ、慣れれば。最初は痛かったけど」
「ね、ネコ??」

 何気に真琴、生々しい話してるよね?
 ごく普通に、あっさりさっぱり真琴が話しているから気付くのが遅れたけれど。
 慶太は、目を丸くして、真琴を見つめる。

 で、痛いって?

「あ、ネコってのは、受けるほう。女役」

 呆然としてる慶太に、真琴が説明してくれる。それはそれはご丁寧に。
 男同士で挿入ありのセックスをするには、どこに何を入れてどうするのか、とか。よく慣らさないと痛いとか…!!

 思わず慶太の喉が鳴ってしまった。

(だって、だってそれって……真琴とあの遥斗さんが、そういうふうにエッチしてるってことでしょ??)

「慶太、大丈夫? あ、もしかして刺激が強すぎたとか? え? でも別に童貞ってわけじゃないんでしょ?」
「違う、けど……男となんかしたことないし!」

 真琴、ズバズバ言いすぎ!!
 俺、恥ずかしい!!

「もうさ、いっそ、慶太のほうから誘っちゃえばー?」
「さそっ…、……!? なっ、ッ!?」
「んふ。トモく~んって抱き付いてさ」
「何言ってんの、真琴! バッカじゃないの!?」

 照れ隠しにわざと大きな声を出して、慶太は大げさに真琴を突き飛ばした。
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カテゴリー:智紀×慶太
テーマ:自作BL小説  ジャンル:小説・文学

Sugar Baby! 3 (3)


「慶太、大丈夫か? 何か顔赤いけど、もしかして熱あるとか?」
「あ…だいじょう…」

 昨日の真琴との遣り取りを思い出して、慶太は恥ずかしさからどうやら顔が赤くなってたらしい。
 智紀に顔を覗き込まれて、ますます恥ずかしくなる。

(だって真琴があんな話するから! 真琴のせいだ!!)

 ……でも、それを夢にまで見るなんて…。

「あ…あの…、相川さんは…」
「んー?」
「その……俺のこと、抱きたい、とか思うの…?」

 恥ずかしくて、最後のほうは、聞こえるか聞こえないかくらいの声になってしまった。
 けれど智紀にはしっかり聞こえてたらしく、唖然とした顔で固まってる。

「どう…なんですか?」
「な、何……急に…」

 にわかに智紀の顔も赤くなってきて。

「お…教えてください。どうなんですか?」
「そりゃ……まぁ、その…」
「どっち?」
「どっちって、だからー」
「それとも相川さんも、俺に抱かれたいって思ってるの?」
「はいー!?」

 今度は素っ頓狂な声を出して、慶太から飛び退いた。

(何か相川さん、回路の壊れたロボットみたいでおもしろい…)

「え? 何なの? 何でそんなこと聞くの?」

 一体全体、慶太が何を考えているのか分からなくて、智紀は本気で慌てる。
 けれど慶太は、照れているというよりは、真剣な表情だ。

「そりゃ、知っといたほうがいいかなぁ、って思って…。ねぇ、どっちなんですか?」
「俺はその…………もしいいのなら、慶太のこと、抱きたい、とは思うけど…」
「そうなんだ…」

(何だ、良かった…)

 もし智紀も抱かれるほうがいいと言うのなら、真琴が言っていたようなセックスは、きっと出来ないだろうから。

「てか、どうした? 慶太。何があったの?」
「何がって…」

 適当に誤魔化そうとしたけれど、それを許してくれそうもない、智紀の視線とぶつかって。
 仕方なく慶太は、昨日からのことを、洗いざらい智紀に打ち明けた。

「……俺、エッチな子になっちゃった…」

 しょんぼりしてると、智紀に抱き締められた。

「無防備にそんな顔すんなって…」
「え?」
「さっき言っただろ? 俺、お前のこと、抱きたいって思ってんだよ?」
「、」

 ヤバイ……収まってたドキドキがぶり返してくる。

(え? え? もしかして今って、そんな状況? 朝だけど? でも今日お休みだし? え、そういうことじゃない?)

 少し体を離されて、顔を覗かれる。コツンとおでこ同士がぶつかって。

「あいか…」

 呼ぼうと思った名前は、その前に唇を塞がれる。

「抵抗……しねぇの?」

 唇に吐息が掛かる。
 智紀の声に、慶太は静かに目を開けた。

「しないなら、続き……するよ?」

 ドクン、ドクン。

 智紀の体温。

「慶太?」
「いい、です…」

 あなたが、嫌でないのなら。




 唇が重なった。
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カテゴリー:智紀×慶太
テーマ:自作BL小説  ジャンル:小説・文学

Sugar Baby! 3 (4) R18


*R18です。18歳未満の方、そういった表現の苦手な方はご遠慮ください。

 キスが優しかったのは、最初だけだ。
 次に唇が重なったときには、唇を割られて、熱い舌が滑り込んできた。

「ッ…」

 角度を変えながら貪るように唇を奪われ、慶太の意識がキスに向いていると、不意に智紀の手が、パジャマ代わりに着ていたスウェットの中に忍び込んでくる。
 その手の冷たさに、慶太は身を竦ませた。

「ん…、」

 脇腹を撫で上げる手の感触に、とうとう堪え切れず、慶太は身を捩った。
 2人の唾液で濡れた慶太の唇を舐めて、頬やら首筋やらにキスを落としながら、智紀はもう1度だけ、「続けてもいい?」と問い掛ける。

「も…いいから…」

 慶太は、智紀の首に腕を回すと、その顔を引き寄せて、自ら口付けた。





 慶太の薄い胸を撫でるのとは反対の手が、履いていたスウェットを下着ごと脱がしに掛かると、さすがに慶太は恥ずかしがったけれど、もう止めなかった。

「胸、感じるの? こっち、もうヌルヌルになってる…」
「知らな…あぁんっ!」

 智紀の言葉を遮ろうとして、けれどすでに熱く濡れている下腹部を強く揉み込まれ、慶太は噛み殺し損ねた甘い声を漏らしてしまう。
 首筋から鎖骨を唇と舌先で愛撫され、爪先で引っ掻くように乳首を弾かれて。
 智紀の手の中で、慶太の熱はグンと硬さを増した。

「ぅん、ん…」

 グチュグチュと淫らな音が耳を犯し、堪らず慶太は智紀の肩口に顔をうずめる。
 首筋に掛かる慶太の吐息に、智紀は体を震わせた。

「はっ…慶太、ダメだって、そこは…」
「ここ…気持ちいいの? 相川さん…」

 智紀の手が緩んだ隙に、慶太はうっすらと汗の滲んだ智紀の首筋に唇を落とす。

「ダメ、つったろ?」

 いたずらする子どもをあやすように、智紀は、慶太の頬を両手で挟んで自分の正面に向き合わせる。
 目が合うと、おかしくなって、思わず2人で吹き出した。
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カテゴリー:智紀×慶太
テーマ:自作BL小説  ジャンル:小説・文学

Sugar Baby! 3 (5) R18


*R18です。18歳未満の方、そういった表現の苦手な方はご遠慮ください。

「ん?」

 いったん体を起こして、智紀が着ていたシャツを脱ぎ捨てると、その様子をジッと見ていた慶太の視線に気が付いた。

「何? 見とれちゃう?」
「……そういうこと言わなきゃ、素直にかっこいいとは思いますけど」

 智紀の言うとおり、思わずその仕草と体に見とれてしまっていた慶太だけれど、そんなこと素直に言える性格ではない。
 そう言って、視線を逸らした。

「ったく、かわいくねぇこと言うんじゃねぇー」
「ぎゃあ!」

 慶太に覆いかぶさった智紀は、慶太の脱げ掛かっていたスウェットを下着と一緒に、一気に足から抜いた。

「ちょっ待っ…はぁっ…! あ、ひっ…ぅ…」

 抱えた片足の、太ももの内側、柔らかい部分をつぅーっと舌でなぞると、おもしろいくらいに慶太の体が跳ね上がった。
 何度も舌を這わされ、軽く歯を立てられ、性器への直接的な刺激を失ったというのに、それは熱と硬さを増していく。
 性急に体の熱が高められると、慶太はイヤイヤするように首を振った。

「かわい…」

 智紀は、内ももの柔らかい部分に軽く吸い付いてから慶太の足を下ろすと、部屋の隅に投げ出したままの紙袋を手にした。
 潤んだ慶太の瞳が、智紀の様子を追い掛ける。

「な…に、それ…」
「んー?」

 問われて、智紀は苦笑いとも取れる表情をしてから、答えをごまかすようにキスをした。
 当然ながら男を受け入れるのが初めてな慶太の体を考え、智紀は力の抜けたその体をうつ伏せに組み敷く。
 枕を抱えるように伏せた慶太に、智紀の様子は窺えないが、ガサガサという音が耳に届いて、どうやら智紀が先ほどの紙袋を開けているようだった。

「何……あっ!?」

 何事かと慶太が振り返ろうとするより先、冷たい感触が双丘の間に垂れて、驚いてそのまま枕に顔をうずめた。

 智紀が紙袋から取り出したのはローションのボトルで、それは先日、意味深な笑顔を浮かべた高遠から渡されたものだった。
 念のため手のひらに出して冷たさを半減させたつもりだったが、慶太の熱くなった体にはあまり意味のないことだったらしく、慶太は体を震わせている。

「ァ…はぁ…」

 智紀は片手で、慶太のさほど柔らかくもない尻を揉み、もう一方の手で、垂らしたローションを塗り込めるようにしながら、何度も後ろに指を這わせる。

「ゃ…」

 試しに人差し指を爪の先ほど慶太の中に入れれば、ビクリと背筋を震わせて、体を強張らせた。
 真琴からいろいろと生々しい話も聞かされていたので、男同士のセックスについては何となく理解していたはずだったが、いざ自分の身に施されるのは訳が違った。

「慶太、力抜いてみ?」

 智紀に言われて、そうしようとするのだけれど、息が上がるばかりで思うように体の力が抜けない。
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カテゴリー:智紀×慶太
テーマ:自作BL小説  ジャンル:小説・文学

Sugar Baby! 3 (6) R18


*R18です。18歳未満の方、そういった表現の苦手な方はご遠慮ください。

「けーた」
「ぁ…ん、ッ…あ、ゃ、だ…」

 背中に智紀の体温を感じたかと思うと、ベロリと項を舌で舐められて、慶太は肩を竦めた。いや、竦めようとした。
 けれど体勢のせいでそれはうまくいかず、何度も熱い舌が首筋から耳の後ろへと辿っていく。

「ひ、ぁ…や…、…ダメ……ッ…!」

 耳たぶを食まれ、耳の中へと舌が入り、耳の後ろを吸われる。
 ビクビクと体を震わせて感じている慶太に、智紀はローションを注ぎ足して、ゆっくりと人差し指を差し込んだ。

「ぅ…ぅうん…」
「痛い? 平気?」
「あ…ぁ…」

 ただ首を横に振るだけの慶太からは、苦痛とも快感とも取れる声が零れ落ちて。
 智紀は前に回した手で、慶太の下腹部の熱に触れる。

「あぁっ…ふ、ぅ…」

 その先端を親指の腹で撫でるようにすると、引き攣るように慶太の腰が震えた。
 中に入れたままの人差し指への締め付けがキツくなったけれど、智紀はそれでもまだゆっくりと内側の粘膜を押したり、時おり掠めるように前立腺を撫でたりして、指を馴染ませる。

「はぁ…あ、ぁ…」
「ここ、いいの? 慶太、気持ちい?」

 耳元で尋ねれば、慶太の頭がわずかに頷く仕草をする。
 背中にキスをしながら、智紀は中に滑り込ませる指を増やす。
 指が増えたことで、一瞬、慶太の体が強張ったが、背中に触れる唇の感触に、それも長くは続かない。

(コイツ、どこもかしこも性感帯なんじゃねぇの?)

 後々絶対に開発してやる、と、智紀が良からぬことを考えているなど知る由もない慶太は、ただ与えられる快感を追うので精いっぱいだった。

「ぅ…あ、ん…」

 指を引き抜こうとすれば、それを阻むように締め付ける慶太の中に、智紀は思わずのどを鳴らしてしまった。
 智紀は、がっつきそうになる気持ちを抑え、後ろから慶太の耳を食みながら、ゆっくりと指を抜くと、コンドームを着けた自身を宛がった。

「…ぁ…や……」
「慶太…」

 思わず身を竦めて逃げ出そうとする腰を引き寄せ、耳元で名前を呼ぶと、智紀はそのまま自身を進めた。

「あ、や、やっ…あぁっ…!!」

 受け入れた智紀の熱と衝撃に、慶太はガクリと崩れる。
 智紀も、予想以上にキツイ慶太の中に、動きを止めた。

「…ッ、あ……や、ぁ…、イタ……あぁ…」
「ゴメ…もうちょっと…」

 慶太が涙声になっていることは分かったけれど、でももう止められなかった。

「いやぁ…」

 小さな子どもがぐずるような、そんな啜り泣きの声を上げる慶太をあやすように、智紀は項から首筋に舌を這わせ、強張った背中にキスを落とす。

「慶太、お願い、もっと力抜いて…、」
「や…ムリ、イヤ…」
「でも、」

 そうは言っても、このままでは、慶太の中から自身を抜くことも出来ない。
 慶太も苦しいだろうが、こちらもツライ。

「うぅ…いやぁ…」

 ボロボロと、零れた涙が枕へと滲み込んでいく。
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カテゴリー:智紀×慶太
テーマ:自作BL小説  ジャンル:小説・文学

Sugar Baby! 3 (7) R18


*R18です。18歳未満の方、そういった表現の苦手な方はご遠慮ください。

「慶太」
「はぁっ…」

 智紀の、腰を支えるのとは反対の手が、痛みに萎えた慶太の熱に絡む。ビクリと体が跳ねて、背中がしなった。

「あ、や…ぅ…」

 痛みと快感の入り混じった感覚に、体がバラバラになりそうな気になる。
 でも思いのほか優しい智紀の動きに、気持ちが付いていかなくて。

「慶太、力抜いてごらん」
「んー…」

 こめかみに何度も唇を落とされ、腰の辺りをいやらしい手つきで撫で回され、前に回った手が自身を扱く。
 少しずつ緊張が解けてきたのか、キツク締め付けるだけだった慶太の中が、淫らに蠕動する。
 苦しいだけではない、甘い鳴き声が、突っ伏した枕に吸収される。
 智紀は自分を落ち着けるように、いつの間にか乾いてしまっていた唇を舐めると、ゆっくりと腰を動かした。

「や…ぁ…、あいか…ん、ん…」

 痛みよりも快感を覚えてしまった淫らな体。
 無意識だろうが、自ら快楽を貪るように、慶太の腰が揺れる。

「はぁ…ん、」

 言わずもがな、慶太は生まれて初めて男に体を開いたのだけれど、思った以上に(おそらく慶太本人すらも気付いていないだろうが)感じやすいその体は、与えられる快楽に従順で。

「チッ」

 そしてその自覚なしの快楽への貪欲さに、思わず持っていかれそうになった智紀は、1度舌打ちをすると、その腰を両手で支えて深く突き上げた。
 それこそ百戦錬磨の余裕も、今はまるで通用しない。

「ん…あぁ…」
「ヤベ…超気持ちいい…」

 背中に伸し掛かるように全身をピットリと沿わせて、焦らすような動きで慶太を煽れば、慶太は、まだ欲しいと言うように、智紀の動きに合わせて腰を動かす。

「相川さ…」
「ん?」
「ッ…ぁ…」

 力の入らない腕で少し上体を起こし、慶太が振り向こうとする。
 けれど、体勢が変わったことで、智紀のモノが中の敏感な場所を抉ったのか、再び慶太は枕へと突っ伏してしまった。
 智紀はいったん慶太の中から自身を引き抜くと、細い慶太の体を引っ繰り返して、今度は正面から挿入する。
 正常位になって、智紀の顔が見えるようになると、慶太は安心したように、その頬を撫でた。

「ね…相川さ…ぁ…、さっきの、ホント…?」
「何、が?」
「俺…気持ちい…?」

「―――ッッッ、、、」

 トロリとまどろんだ瞳で、凶悪なほどかわいくてエロい顔をしながら、そんなこと聞かないでほしい。
 一気に快感の淵まで追いやられて、ぶわっと汗が吹き出した。
 恥ずかしながら、その言葉に反応して大きくなってしまった自身。

「あっ…やっ!」

 それをダイレクトに感じ取ってしまった慶太は、ビクリと体を震わせ、さらにキツく締め付けてしまった。

「あ、あっ…!」

 慶太の膝裏を掬って、智紀はガンガンと突き上げた。
 悪いがもう遠慮も、気を使う余裕もない。

「ぁ…ゃ……!! あっ…あ、ン…!!」
「慶太…ケイ…」
「ァ……ッ…!!」

 ブラックアウトしそうな意識の中、愛おしそうに見つめる智紀の顔が視界の片隅を掠め、慶太は必死に伸ばした手で智紀を引き寄せ、その唇にキスをした。
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カテゴリー:智紀×慶太
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Sugar Baby! 3 (8)


*****

 幸いにも、翌日は真琴と顔を合わせる授業が休講だった。
 けれど、心配した智紀が、自分は午後からだというのに、慶太を学校まで送ってくれて、しかもそれを歩に見つけられてしまったものだから、さんざん冷やかされてしまった。
 あんまりしつこいから、とりあえず1発ぶっ飛ばして、それから慶太は、昨日のことを簡単に話してやった。

「どうせ話してくれるんだったら、別に殴る必要なくね?」
「……もっかい殴られとく?」
「ごめんなさい…」

 歩が素直に頭を下げたので、とりあえず握ったこぶしは引っ込める。


 慶太が1つ息をついて席に座ると、

「ひゃっひゃっ!!」
「えっ!?」

 突然、歩が変な声を上げて笑い出した。

「な、何だよ」

 慶太は眉を顰めつつ、携帯電話片手に笑い転げてる歩に声を掛けた。

「ま、真琴のヤツに報告したら、"赤飯炊いてやるから、お家においで"って、慶太に伝えてだって!」

 ………………。

「………え?」

 真琴?
 赤飯?
 お家に?

 ……っていうか、報告??

「……ッ!? おまっ……何、そんなこと真琴に、報告!? はぁっ!?」
「だって、かわいいかわいい慶太の初体験記念日だしねー。やっぱそれを見守る俺と真琴としてはさぁー」
「………………………………この…………バカーーーーー!!!!!」

 ヘラヘラ笑ってる歩に、慶太は思い切り左フックを決めてやる。



 その瞬間、歩の持っていた携帯電話が、きれいに宙を舞って、床に叩きつけられたことなんて、知らない。
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カテゴリー:智紀×慶太
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Sugar Baby! 3 (9)


*****

 高遠のその笑顔を、智紀は、心底嫌だと思った。

「そんな露骨に嫌な顔しなくても」

 気にするふうもなく、笑顔のまま高遠は智紀の隣に座った。

「何でそこ座んの?」
「授業始まるから」
「他に席空いてんじゃん」
「トモくんの隣がいいの~」

 どうあっても移動する気のない高遠に、智紀は臆面もなく舌打ちをした。

「ねぇねぇ、どうだった? 使い心地」
「、……何のこと?」

 高遠が何を聞き出したいのかは十分承知のうえ、智紀は動揺する心を悟られないよう、空とぼけたように聞き返した。

「えー、だから、あのラブローショ……むぐっ…!」

「高遠!!」

 言い掛けた高遠の口を慌てて塞いだのは、遅れて教室に入り、智紀と高遠の姿を見つけてやって来た拓海だった。
 一瞬遅れて手を出した智紀も、拓海の手の上から、さらに高遠の口を押さえる。

「ぐっ…むぐっ…んんー…」

 同時に2人の手で口を押さえられ、高遠はジタバタと暴れ出す。

「お口にチャック出来る?」
「ん、ん」

 険しい顔の拓海に問われ、高遠はコクコクと頷いた。

「はぁ…苦しかった。あ、拓海おはよ」

 口元から手の離れた高遠は、大きく息をついてから、白々しくそう挨拶した。
 授業が始まる前だというのに、高遠との会話で、一気に疲労困憊してしまった智紀は、だらしなく机に突っ伏す。

「ったく、こんなとこで何て会話してんだよ…」

 拓海も溜め息をつきながら、高遠の隣に座った。

「あ、拓海も欲しくなったら言ってよね」

 隣に座った拓海に、高遠は満面の笑みを見せる。

「は? 何が?」
「新しいローショ…」

「「高遠!!!」」





*END*





 Sugar Baby! これにて完結です。
 高遠さんがどの辺まで知ってるかは不明ですけど。何なんだろう、彼の存在。
 というか、お互い男が初めてなのに、こんなにうまくいくわけないですよね。まぁ、ファンタジーなんで。

 ここまでお付き合いくださいまして、ありがとうございました。
 拍手やコメントをくださったみなさん、ランキングクリックしてくれたみなさん、励みになりました。本当にありがとうございました。
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質問+小ネタ INDEX


↑OLD ↓NEW

★カップリングなりきり100の質問★ (BIANCAさま)
 *拓海×悠也 (前編) (後編)
 *遥斗×真琴 (前編) (後編)
 *智紀×慶太 (前編) (後編)

メインカプでゲイ的脳内解析

■メインカプに質問祭り
 *相川さんのお名前編

■勝手にランキング
 *お酒の強い人編

兄弟に15の質問 (くじらのゆりかごさま)

■メインカプに質問祭り
 *将来の夢編
 *Hの場所編*R15 (前編) (後編) (悠也+慶太+真琴)

■年末カウントダウン小ネタまつり
 *藤崎兄弟 (悠也+真琴+奏)
 *すてきなプレゼント (高遠+慶太+真琴)
 *高遠さんのメモ帳 ↑の続き (高遠 + 智紀)
 *三点リーダの2人 (遥斗 + 慶太)
 *女子部 (真琴 + アキ + アユミ)
 *年上の威厳 (慶太 + 歩)
 *橘悠也という男 (悠也 + 遥斗 + 智紀)
 *不憫だとか言わないで ↑の続き (拓海 + 真琴 + 慶太 + 遥斗 + 智紀)

キャラ対話バトン
 メインカプ&君といる十二か月のメンバーで、指定テーマは『実は意外とヘタレかも?!なキャラ』

息子に質問攻めバトン (悠也+慶太+真琴)
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カテゴリー:質問+小ネタ

★カップリングなりきり100の質問★ 拓海×悠也 (前編)


全カプ、(エロが)揃ったので、調子に乗ってやってみたいと思いますよ。まずはこの2人、前半戦です。

001. あなたの名前を教えてください。
 Y 「橘悠也です」
 T 「春原拓海です。"しのはら"じゃありません、"すのはら"です!」
 Y 「拓海、力入ってるね」

002. 年齢は?
 T 「21歳、大学3年生です」
 Y 「24歳」

003. 性別は?
 T 「男ですよ、どう見ても」
 Y 「男」

004. 貴方の性格は?
 T 「一途」
 Y 「あぁ…意外とそうかもね。俺は何だろ……負けず嫌い?」

005. 相手の性格は?
 T 「悠ちゃんは……そうだな、ツンデレ?」
 Y 「何それ…。拓海は、意外と真面目だよね。大学にもちゃんと行ってるし。俺の前ではバカだけど」
 T 「……言ってること、何気にひどいね」

006. 二人の出会いはいつ? どこで?
 T 「飲みに行ってたら、酔っ払った悠ちゃんに、ナンパされました」
 Y 「ちょっ…人が覚えてないと思って、変な言い方しないでよ!」
 T 「だってホントのことだし」
 Y 「……」←覚えてないので、反論できない

007. 相手の第一印象は?
 T 「かわいー」
 Y 「わ、超いい人!」
 T 「マジで?」
 Y 「最初の最初ね」
 T 「え、」

008. 相手のどんなところが好き?
 T 「かわいいところ。で、ツンデレ」
 Y 「意外と大人で真面目なところ」

009. 相手のどんなところが嫌い?
 T 「嫌いなところなんか、全然ないです!」
 Y 「あー…………うん」
 T 「えっ、何かあるの!?」
 Y 「いや…別に?」
 T 「(気になるっ!)」

010. 貴方と相手の相性はいいと思う?
 Y 「体の相性ってこと?」
 T 「ちょっ…」
 Y 「ムグッ」←口を押さえられる
 T 「そういうことを口にしないの!」
 Y 「拓海って意外と照れ屋だね」
 T 「…………」

011. 相手のことを何で呼んでる?
 T 「悠ちゃん、て」
 Y 「普通に呼んでよ」
 T 「え、何で?」
 Y 「いい年して、ちゃん付けとか、恥ずかしいんだけど」
 T 「何で? かわいいじゃん! 俺のことも、拓ちゃんて呼んでいいよ?」
 Y 「呼ばないよ」

012. 相手に何て呼ばれたい?
 T 「まぁ…今のままでもいいですけど。出来ればもっと恋人同士っぽいのがいい」
 Y 「いいって、今のままで。俺は、出来れば人前じゃ、普通に呼んでくれたらいいなって思う」
 T 「気を付けます…」

013. 相手を動物に例えたら何?
 T 「んー…猫、かな。気まぐれだしさぁ」
 Y 「…………ワラビー……」
 T 「(何それ!?)」

014. 相手にプレゼントをあげるとしたら何をあげる?
 T 「欲しいものなら、何でも買ってあげる」
 Y 「ホント!? じゃあ、家!」
 T 「えっ!? いや、いくら何でもそれはムリ…」
 Y 「えぇー、拓海の嘘つき!」
 T 「あぁ~~~」

015. プレゼントをもらうとしたら何がほしい?
 T 「家以外でね」
 Y 「うー…じゃあ、車」
 T 「それだって無理だよ…」
 Y 「バイク」
 T 「俺、普通の大学生なんだけど…」
 Y 「もー。じゃあ、拓海は何が欲しいんだよ」
 T 「えぇ~、そりゃー悠ちゃんの……愛?」
 Y 「(……バカ?)」

016. 相手に対して不満はある? それはどんなこと?
 T 「あんま『好き』とか言ってくれないところ」
 Y 「人前とかで、平気で『好き』とか言ってくるところ」
 T 「だって…」

017. 貴方の癖って何?
 Y 「分かんない、そんなの」
 T 「俺も分かんないなぁ」
 Y 「へぇー……そう?」
 T 「な、何?」

018. 相手の癖って何?
 T 「ねぇ、何? 俺って何か癖ある?」
 Y 「拓海はねぇ、テレビとか見てるとき、手とかの関節をパキパキやってる」
 T 「ウッソ!」
 Y 「ホント。だから映画とか集中しようと思っても、ぜんっぜん出来ないの!」
 T 「……ごめんなさい…」

019. 相手のすること(癖など)でされて嫌なことは?
 Y 「まぁ…さっき言ったとおりです」
 T 「ゴメン」
 Y 「別にいいけどね、そんくらい」

020. 貴方のすること(癖など)で相手が怒ることは何?
 T 「気付かなかったけど、さっきの関節のこととか。怒られたことはないけど。あ、外で手を繋ごうとすると、怒られる!」
 Y 「当たり前じゃん、バカ!」
 T 「何でー? 繋ぐっしょ、恋人同士なんだから」

021. 二人はどこまでの関係?
 Y 「そりゃ、オトナの関係まで進んでますよ」
 T 「……はい」

022. 二人の初デートはどこ?
 Y 「デートなんて行ったことある?」
 T 「それっぽい感じで出掛けたことって、あんまないかもね。一緒に買い物とか行ったりはしてるけど」
 Y 「あの、ほら、何て言うの? 2人で出掛ければ、どこでだってデートでしょ!? 何か俺、うまいこと言ったね」
 T 「(苦笑)」

023. その時の二人の雰囲気は?
 T 「そのときって言うか……まぁ、普段はだいたい普通だけどね」
 Y 「だって買い物くらいしか行かないし」
 T 「手を繋ごうとすると、怒られるし」

024. その時どこまで進んだ?
 T 「どこまでっていうか…」
 Y 「ハンズでナベ買って帰ってきた」
 T 「こないだね」
 Y 「お母さんが買ってきてって言うから」

025. よく行くデートスポットは?
 Y 「もう…デートの話題、長い!」
 T 「抑えて、抑えて!」
 Y 「じゃあさ、これからどっか行こうよ! デートスポットみたいな場所!」
 T 「う、うん、分かったから…、落ち着いてね、悠ちゃん」

026. 相手の誕生日。どう演出する?
 Y 「えぇー…そういうの、よく分かんない」
 T 「どっかにおいしいもの食べに行こうか」
 Y 「フランス料理?」
 T 「え、そういうの、好きなの?」
 Y 「食べたことないけど、素敵な演出って言ったら、フランス料理かなぁ、と思って」

027. 告白はどちらから?
 T 「どっちって言うんだろうなぁ…」
 Y 「微妙っちゃー微妙だよね」

028. 相手のことを、どれくらい好き?
 T 「そりゃもう、言葉に出来ないくらい」
 Y 「そこを表してこその大学生だろ! しっかりしなさい!」
 T 「はい… (何で俺、怒られてるの…?)」

029. では、愛してる?
 T 「もちろんです」
 Y 「です」
 T 「ちゃんと言ってよ!」

030. 言われると弱い相手の一言は?
 T 「時々しか言ってくれないから、『好き』とか言われると、すげぇ嬉しい」
 Y 「でしょ? そういうありがたみを持たせるためにも、あんまり言わないほうがいいよね」
 T 「えぇっ!?」

031. 相手に浮気の疑惑が! どうする?
 T 「悠ちゃんのこと、信じます」
 Y 「刺し違える覚悟で」
 T 「(怖いっ)」

032. 浮気を許せる?
 T 「難しいけど……悠ちゃんなら、許すかな」
 Y 「許しません! ていうか、しないと信じてるけど」

033. 相手がデートに1時間遅れた! どうする?
 T 「1時間も経つ前に、連絡してみる」
 Y 「帰る。10分が限界」

034. 相手の身体の一部で一番好きなのはどこ?
 T 「全部!」
 Y 「一部だってば!」
 T 「えーじゃあ……手で」
 Y 「腹筋」
 T 「そんなに鍛えてないよ、俺」
 Y 「なかなかいい筋肉してると思う」
 T 「悠ちゃんて、意外と筋肉フェチだよね。テレビ見てても、この人の筋肉いい! とか言ってるし」
 Y 「うん」

035. 相手の色っぽい仕種ってどんなの?
 Y 「仕草ぁ~?」
 T 「そうですね、やっぱり×××のときの…アダッ!」←殴られた

036. 二人でいてドキっとするのはどんな時?
 T 「何か目がギラギラしてるとき。時々ある、そういうことが」
 Y 「まぁ、色々ありますよ、色々」
 T 「(考えるの、面倒臭くなってるだけじゃ…)」

037. 相手に嘘をつける? 嘘はうまい?
 T 「嘘なんかつきませんよ」
 Y 「俺も!」
 T 「いや、悠ちゃんは時々、すごいどうでもいいような嘘つく。こないだなんて、録画してた映画、1回見たのに、見てないって言い張ってたし」
 Y 「あはは」

038. 何をしている時が一番幸せ?
 T 「悠ちゃんと一緒にいるとき」
 Y 「寝てるとき」
 T 「……」

039. ケンカをしたことがある?
 T 「結構しょっちゅうしてるよね」
 Y 「くだらないヤツね。拓海が結構ムキになるから」
 T 「え、俺!? 悠ちゃんでしょ?」
 Y 「拓海だよ。俺はいっつも、『やれやれ』って思ってんの」

040. どんなケンカをするの?
 Y 「くだらないこと」
 T 「いわゆる痴話ゲンカです」

041. どうやって仲直りするの?
 Y 「謝ります」
 T 「嘘ばっか! 悠ちゃん、あんま謝んないじゃん」
 Y 「俺が悪かったときは、謝るよ?」
 T 「(…てことは、たいていは俺のほうが悪かったってこと?)」

042. 生まれ変わっても恋人になりたい?
 T 「はい!」
 Y 「まぁ、そればっかりは、生まれ変わってみないことには」
 T 「……」

043. 「愛されているなぁ」と感じるのはどんな時?
 Y 「結構いつも感じてますね」
 T 「あんまり感じないかも…。時々『好き』って言ってくれるときくらいかな」

044. 「もしかして愛されていないんじゃ…」と感じるのはどんな時?
 Y 「ケータイの番号とアドレス変わったのに、教えてもらえなかったとき」
 T 「あ、」

045. 貴方の愛の表現方法はどんなの?
 T 「言葉です、間違いなく。態度でも表してるとは思うけど」
 Y 「えーっと……雰囲気?」

046. もし死ぬなら相手より先がいい? 後がいい?
 Y 「すごい不吉な質問…」
 T 「そんなこと考えたことないし、考えたくない」

047. 二人の間に隠し事はある?
 T 「まぁ…、……ないですね」
 Y 「その"間"は何?」
 T 「いや、ないって」
 Y 「何か隠してるでしょ?」
 T 「隠してないって! 悠ちゃんはないの? 俺に隠してること」
 Y 「隠し事だもん、教えない!」
 T 「えっ、あるの!?」

048. 貴方のコンプレックスは何?
 Y 「……24歳になっても、まだフリーターなこと」
 T 「いいじゃん、働いてないわけじゃないんだから」
 Y 「イヤ!」

049. 二人の仲は周りの人に公認? 極秘?
 Y 「誰にも言ってないから、誰も知らないんじゃない? ねぇ」
 T 「…………」
 Y 「どうした?」
 T 「えっと、いや…」
 Y 「もしかして、誰かに話した?」
 T 「あー…えっと、真琴には…」
 Y 「真琴って、あのテンション高い子?」
 T 「あと、トモと…」
 Y 「誰それ」
 T 「大学の友だちで…」
 Y 「へぇ…」
 T 「いや、だって! 教えたいじゃん! こんなにかわいい恋人がいますよって!」
 Y 「恥ずかしいから、知らないとこでやめてよ」
 T 「ゴメンね。今度ちゃんと紹介するから」

050. 二人の愛は永遠だと思う?
 T 「はい」
 Y 「まぁ、はい。拓海次第だと思いますけど」
 T 「ちょっ…、えっと、がんばります!」





 ツンデレ王、降臨です。
 そして実は、悠ちゃんが、3カプ6人の中で1番年上だった…。
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テーマ:自作BL小説  ジャンル:小説・文学

★カップリングなりきり100の質問★ 拓海×悠也 (後編)


*R指定はしませんが、「ココからはエッチ有カップルのみお楽しみください。」てことなので、そういう雰囲気が苦手なかたは、ご遠慮ください。

051. 貴方は受け? 攻め?
 T 「攻め」
 Y 「受け」

052. どうしてそう決まったの?
 Y 「どうしてもこうしても…」
 T 「あの…はい」

053. その状態に満足してる?
 T 「はい」
 Y 「まぁ別に不満はないけど」

054. 初エッチはどこで?
 T 「俺んちです」
 Y 「はい、たぶん」

055. その時の感想を…
 Y 「どうだったの? 良かった?」
 T 「えっ!? 俺だけ答えるの!?」
 Y 「だって俺、覚えてないし」
 T 「あ、あの…良かったですよ」
 Y 「拓海、顔赤いよ?」

056. その時、相手はどんな様子でした?
 T 「相当酔っ払ってましたね」
 Y 「……酔っ払ってる俺を、手篭めに…」
 T 「ちょっ…そんな言い方しないでよ!!」

057. 初夜の朝、最初の言葉は?
 Y 「何だっけ?」
 T 「たぶん、普通に挨拶したと思う、最初は」

058. エッチは週に何回くらいする?
 T 「2,3回くらい?」
 Y 「もっとしてるよ、絶対!」
 T 「そう?」
 Y 「だって夜一緒にいると、絶対迫ってくるし!」

059. 理想は週に何回?
 T 「毎日でもいいよ?」
 Y 「今のままで十分だよ」

060. どんなエッチなの?
 T 「いや、普通ですよ」
 Y 「うん、たぶん。男は拓海以外とやったことないし」

061. 自分が一番感じるのはどこ?
 T 「そりゃ、やっぱ、悠ちゃんの中が…」
 Y 「バカ!」
 T 「イデッ」

062. 相手が一番感じているのはどこ?
 T 「結構どこでも」
 Y 「何かヤダ、その答え…。あ、拓海は鎖骨だと思う。最近気付いた」
 T 「バレてから、何か事あるごとに触ってくるんだよね、悠ちゃん…」

063. エッチの時の相手を一言で言うと?
 T 「めちゃくちゃかわいい」
 Y 「んー…ジェントルマン?」
 T 「え、紳士?」

064. エッチははっきり言って好き? 嫌い?
 T 「そりゃ嫌いじゃないですよ」
 Y 「健康な肉体をもった成人男子ですから」

065. 普段どんなシチュエーションでエッチするの?
 Y 「シチュエーションて…」
 T 「普通だよね」

066. やってみたいシチュエーションは? (場所、時間、コスチューム等)
 Y 「え…普通でいいよ! 普通に家で!」
 T 「そう?」
 Y 「…!? 何かやりたいことあんの!?」

067. シャワーはエッチの前? 後?
 T 「どっちも」
 Y 「後は、疲れちゃってて出来ないことがある。ホントはしたいけど」

068. エッチの時の二人の約束ってある?
 Y 「んん? 別に…」
 T 「ないよね」

069. 相手以外とエッチしたことはある?
 Y 「男はない。女の子はあるけど」
 T 「はい。そりゃまぁ、それなりに」
 Y 「…………。拓海ってさぁ」
 T 「何?」
 Y 「女の子とはしたことあるの?」
 T 「まぁ、その辺はシークレットで」

070. 「心が得られないなら身体だけでも」という考えについて。賛成? 反対?
 T 「別に反対はしないけど、自分だったらそんなことしない」
 Y 「何かヤダ」

071. 相手が悪者に強姦されてしまいました! どうする?
 T 「こう見えて悠ちゃん、すごい鍛えてるから、何かそういう事態が起こらなそう」
 Y 「刺す」
 T 「ちょっ… (気持ちは嬉しいけど、発想が怖い!!)」

072. エッチの前と後、より恥ずかしいのはどっち?
 T 「どっちも恥ずかしくない」
 Y 「どっちかっていうと、やってる最中が恥ずかしい」

073. 親友が「今夜だけ、寂しいから…」とエッチを求めてきました。どうする?
 Y 「どうもこうも…、友だちって例えば八尾とか? ないないない。気持ち悪い」
 T 「まぁ、そういうことを言う人を、親友とは呼ばないと思います」

074. 自分はエッチが巧いと思う?
 Y 「こういうのって、自分じゃ答えづらくない?」
 T 「確かに。ヘタだとは言いたくないけど、自分から巧いっていうのもちょっと…」

075. 相手はエッチが巧い?
 Y 「よく分かんないけど、巧いんじゃない? 気持ちいいし」
 T 「ありがとう。悠ちゃんもとっても気持ちいいよ」
 Y 「(そんなに笑顔で言われても…)」

076. エッチ中に相手に言ってほしい言葉は?
 T 「名前呼んでほしい。『拓海~』って。『拓海もっと~』って言われたら、もっと燃えるのに」
 Y 「いいって、今のままで」

077. エッチ中に相手が見せる顔で好きな顔はどんなの?
 T 「んー…全部好きだけど」
 Y 「感じてる顔とか。イッたときの顔とか」

078. 恋人以外ともエッチしてもいいと思う?
 T 「ダメでしょう、そりゃ」
 Y 「相手にも因りますけどね」
 T 「悠ちゃん!」
 Y 「嘘です。ダメですよ、そんなの」
 T 「どこまで本気なの…?」

079. SMとかに興味はある?
 T 「え、別にない」
 Y 「ないね。そういうことになったら、Sの本能を発揮してしまいそう…」

080. 突然相手が身体を求めてこなくなったらどうする?
 Y 「こっちから迫る」
 T 「悠ちゃん、時々そういうことあるよね」
 Y 「それは拓海が悪い」

081. 強姦をどう思いますか?
 T 「どうって……いいわけない」
 Y 「そりゃそうだ」

082. エッチでツライのは何?
 T 「特にないかな」
 Y 「体が硬いこと」

083. 今までエッチした場所で一番スリリングだったのはどこ?
 T 「何かある?」
 Y 「ラブホ。してる最中は別にいいけど、入るときヒヤヒヤした」

084. 受けの側からエッチに誘ったことはある?
 T 「あー…」
 Y 「ありますねぇ」
 T 「ちゃんとお勤めしてないと、ねぇ?」

085. その時の攻めの反応は?
 T 「まぁ、普通ですよ」
 Y 「ヤバイ! とか思わなかった?」
 T 「ほったらかしにしてたかな、とか、ちょっと焦るけど」

086. 攻めが強姦したことはある?
 T 「いや、だからないですよ。さっきそういうの、いいわけないって答えてるじゃないですか」
 Y 「アレってさぁ、違うの?」
 T 「えっ!? 何、アレって」
 Y 「最初の。俺が酔っ払ってるのをいいことに…」
 T 「アレは合意の上じゃん!」
 Y 「合意の上かどうかなんて、俺覚えてないし…」
 T 「ホントに合意の上だから!」

087. その時の受けの反応は?
 T 「だーかーらー! そのときは合意の上だったから!」
 Y 「まぁ、拓海がそう言ってるだけですけど」
 T 「ホントだって!」

088. 「エッチの相手にするなら…」という理想像はある?
 Y 「え、どういう意味?」
 T 「深く考えなくていいよ。俺は悠ちゃんで大満足だし」
 Y 「??? そうなの?」

089. 相手は理想にかなってる?
 T 「もちろん!」
 Y 「よく分かんないけど、じゃあそういうことで」

090. エッチに小道具を使う?
 T 「使ったことないですけど」
 Y 「あんまちょっと……そういうの、苦手」

091. 貴方の「はじめて」は何歳の時?
 T 「えっと…16? かな?」
 Y 「14」
 T 「早いね」
 Y 「そう?」

092. それは今の相手?
 T 「違います」
 Y 「俺も違う」

093. どこにキスされるのが一番好き?
 T 「されるの、か。どこでも好きですよ。でもあんましてくれないけど」
 Y 「あはは」

094. どこにキスするのが一番好き?
 T 「やっぱ唇ですかね」
 Y 「うん」

095. エッチ中に相手が一番喜ぶことは何?
 Y 「生でやらせてあげると……むぐっ!」←悠也の口を押さえた
 T 「悠ちゃん!」
 Y 「だって……そうでしょ? 違うの? なら、今度からゴムありでしかさせてやんなくてもいいの?」
 T 「そんな……何で究極の選択みたいになってんの…? (鬼だよ、この人…)」

096. エッチの時、何を考えてる?
 T 「悠ちゃんのこと」
 Y 「あー…うん、拓海のこととか」
 T 「(とか?)」

097. 一晩に何回くらいやる?
 T 「がんばれるだけがんばる」
 Y 「いや、そんなにがんばんなくていいよ。体力持たない…」

098. エッチの時、服は自分で脱ぐ? 脱がせてもらう?
 T 「自分で脱ぎます」
 Y 「うん、たぶん。脱がされたこともあったような気がしないでもないけど…」

099. 貴方にとってエッチとは?
 T 「え…」
 Y 「試合ですよ! 命がけのね」
 T 「え? え?」

100. 相手に一言どうぞ
 Y 「100問、疲れた…」
 T 「いや、相手に一言だってば!」





 100問は結構長いですね。ここまで読んでくださったかた、ありがとうございました。
 折を見て、残りのカプもアップしていきますね。
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君がいないだけでこんなにも腑抜けてしまう僕を早く助けてマイハニー! (1)


 ジーーーー……。


 自分の携帯電話を両手で持って、テーブルに突っ伏すようにして、その小さな液晶画面をジッと見つめる真琴―――――と、そんな真琴を見据える悠也。

 すでに2時間。
 2人はずっとそんな状態なのだ。

「真琴、メール来た?」

 5分おきに問い掛けられる、悠也の言葉。
 真琴は小さく首を横に振って答える。

「あと何分待つ?」
「来るまで」
「今日中には来ないかもよ?」
「来る」

 ホントかなぁ……なんて言いながら、悠也はテーブルの上に顎を乗っけた。




 ジーーーーー。



「メール、来ないねぇ」
「来るもん」
「俺、何か眠くなって来ちゃったよ」
「悠ちゃん、寝ちゃダメ」

 プクッと膨れた真琴に、悠也があくびを返した。
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君がいないだけでこんなにも腑抜けてしまう僕を早く助けてマイハニー! (2)


 モデルの仕事は忙しい。
 ファッション誌の撮影は1日がかりだから、月刊誌3つに起用されているほかに、単発の雑誌もこなす遥斗は、とりわけ忙しい。

 大学時代はモラトリアムだなんて言われることもしばしばあるけれど、試験だ論文だと、何かと忙しく。

 そんな状況で、いくら恋人同士とはいえ、真琴と遥斗がゆっくり会える時間は、決して多くない。

 真琴のテストがようやく終わったと思ったら、今度は遥斗が、うんと離れた場所での撮影に行ってしまった。しかも長期滞在。
 いつもにも増して、会えない時間が増えた。

 こればかりは、真琴がどんなにワガママを言っても、会えないものは会えない。
 けれど真琴はワガママを言った。
 遥斗に、「会いたい」とせがんだ。
 遥斗は電話越し、困ったように「俺も会いたいよ」と言った。「ゴメンね」とも謝った。
 でも真琴の感情は、そんな言葉だけでは収まらなくて、何度も何度も無理を言った。会えないのを、遥斗のせいにもした。
 遥斗はしばらく無言になって、その後もう1度「ゴメン」と謝って、電話を切った。

 それきり、彼から、連絡がない。
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君がいないだけでこんなにも腑抜けてしまう僕を早く助けてマイハニー! (3)


『はーちゃんに嫌われた~~~!!』

 泣きながら真琴が悠也の家にやって来たのは、悠也がバイトから帰ってきて1時間ほどしてからだった。
 拓海の友人である真琴に会うのはこれが3度目だが、初対面のときから妙に懐かれている。

 とりあえず両親や姉を驚かせないように部屋に上げる。
 涙と鼻水でグチャグチャになった顔をタオルで拭ってあげて、「よしよし」と抱き寄せながら、頭を撫でてやった。

 そして完全に泣き止むのを待ってから話を聞くと、自分のワガママから遥斗を怒らせてしまい、それ以来、彼から電話もメールもないというものだった。

(痴話ケンガ…)

 けれど、困っている友人を放っておくことは出来ない。

「怒らせたと思うなら、とにかく謝らないと。真琴、ちゃんと遥斗さんにごめんなさい、した?」
「んーん。だって、電話、出てくんないんだもん…」

 答えると、また遥斗とのことを思い出したのか、真琴は目を潤ませる。

「仕事中で出れないのかもよ。とりあえず、メールしてみたら? それなら、時間が出来たときに返事が来るよ」
「! そうする!」

 ガバッと起き上がった真琴は、さっそく遥斗にメールを打ち始める―――悠也のベッドに寝転がって。

(寝られない…)

「ねぇ悠ちゃん、何て打ったらいいかなぁ?」
「えー? とりあえずは、"ごめんなさい"でしょ?」
「だよね、だよね」

 真剣な表情でメールを打っては消し、打っては消しを繰り返していた真琴は、始めてから30分ほどして、ようやく納得のいく文章が出来たのか、ベッドから降りて、テーブルの前でわざわざ正座して、遥斗宛にメールを送信した。




 …………それが、今から2時間ほど前のこと。
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カテゴリー:遥斗×真琴
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君がいないだけでこんなにも腑抜けてしまう僕を早く助けてマイハニー! (4)


 真琴は、いつ遥斗から返事が来てもいいように、ずっと携帯電話を持ったまま、その画面をひたすら見続けている。悠也が、「どうせ着信音、鳴るでしょ?」と言っても聞かない。
 悠也としては、真琴の悲しむ姿は見たくないが、疲れているので早く寝たいという気持ちもある。

「真琴、お願い、ギブ。俺、もう寝たい」
「えーだってぇ」
「明日学校ないの?」
「ある、けど。別にそんなのどうだっていいもん」
「おい、そんなんでいいのかよ。遥斗さんだって、仕事がんばってんだろ? お前は学生なんだから、学校行って勉強すんのが仕事だろ? そういうの真面目にやんないでさ、謝ったって、本気かなって思うんじゃない?」
「…………」

 真琴が弱っているのを承知で、悠也は、キツイ言い方をした。
 そうでなければ、真琴は、遥斗からメールが来るまで、本当に寝ないに違いないから。
 自分が寝たいのもそうだけれど、真琴だって一晩寝ないで平気でいられるわけもないし。
 もしそんなことになれば、真琴が自己嫌悪に陥るのは間違いないし、遥斗にも余計な心配を掛けてしまう。

「はーちゃ……ヒック…」

 大きくしゃくり上げて、真琴はポロポロと泣き出した。

「大丈夫だって。真琴の気持ち、ちゃんと遥斗さんに伝わってるからさ。だから今日はもう寝よう? ホラ、もう泣かないで? 遥斗さんだって、真琴の泣いてる顔なんか、見たくないよ」

 真琴の背中をさすりながら、悠也は真琴を連れてベッドに上がった。真琴の手には、しっかりと携帯電話が握られている。
 母親が子供をあやすように、悠也は真琴の背中をぽんぽんと優しくたたいてやる。

「はーちゃん……ゴメン…」

 よほど気が滅入っていたのだろう、しばらくすると真琴は携帯電話を握ったまま、悠也の腕の中で眠っていた。
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カテゴリー:遥斗×真琴
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君がいないだけでこんなにも腑抜けてしまう僕を早く助けてマイハニー! (5)




 真琴と悠也、2人の寝息だけが聞こえる、静かな部屋の中。真琴の携帯電話が、短く着信音を響かせる。







『怒ってないよ。もうすぐ帰れるから、それまで待ってて。1番にマコに会いに行くから。俺も早くマコに会いたい。愛してるよ』






*END*







 一緒に寝てるね、悠ちゃんとマコちゃん。
 かわいい子2人が同じベッド…。
 もっとニャンニャンすればいいのに (え?)
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慶タンの、初体験ご報告編 R15


*R15です。そんなにエロくはないですが、ちょっと下品な部分がありますよ。15歳未満のかた、そういうのが苦手なかたは、ご遠慮くださいまし。

「けーたの嘘つき!」
「は? 何がだよ」
「嘘つき! 俺、慶太がそんなヤツだなんて、思わなかったっ…!!」
「ちょっ…待て待て待て! 何の話だ、真琴!」
「……たら、俺に教えてくれるって約束したのに…」
「え? 何?」
「だからー、智紀さんとエッチしたら、俺におし……ムグッ!!」←口、押えられた
「バカ! バカお前! こんなとこで何言って…!!」
「むー、ぅう゛、んんっ、……………… (ペロッ)」
「ぎゃっ! (ててててて手のひら、舐められたっ…!!)」
「あー苦しかった」
「おおおおおお前! 何す…」
「だって! ていうか、何で俺に教えてくんなかったの? 約束したのに」
「約束なんかしてねぇよ! お前が一方的に教えろって言ってたんだろ」
「あんだけ協力してやったのに」
「それはお前が勝手にっ…!」
「慶太が、初めてでもあんま痛くないように、いろいろ教えてあげたのに…」
「だぁーーー!! わーわーわーっ!!」
「もう! 慶太、大きい声出し過ぎ!」
「お前が変なこと言うから!」
「別に今2人きりじゃん。誰にも聞かれないって。つーか、動揺し過ぎ。で、どうだったの?」
「(コイツ、へこたれない分、歩よりタチ悪ぃ!) …んなの聞いて、どうしたいわけ?」
「どうもしないけど! 智紀さんてやっぱエッチ巧いのかぁ? とか知りたいじゃん! やっぱ百戦錬磨のテク持ってんのかなぁ? とかさぁ!」
「バッ…バッカじゃねぇの!?」
「イッター! 叩かないでよ、もぉー。で、どうなの?」
「なっ何が、」
「やっぱ巧いの?」
「ッッッ…!!」
「慶太、顔赤い。かわいーv」
「う、うっさい!」
「ねぇ、どうなの? どうなの!?」
「知らないってば! しつこい、真琴!」
「……けーたが冷たい…。せっかく教えてくれたら、いいものあげようと思ったのに…」
「いらねぇよ (どうせくだらないものに決まってるし)」
「そんなこと言わないで、受け取ってよ。慶太の初体験祝いだから」
「は? いらねぇって。ちょっ…」←無理やり紙袋を押し付けられる
「帰ったら、智紀さんと一緒に使って」
「はぁ?」
「じゃ、俺、この後はーちゃんとデートだから、もう帰るね。バイバーイ」
「ちょっ…真琴!? 待っ…」
「あ、後で感想聞かせてね♪」
「………………。ったく、何なんだよ、アイツ。で、何なわけ、これ… (相川さんと使えって……開けずに持って帰ったほうがいいわけ?)」







*****

「え、何これ」
「何か真琴から貰ったんですよ」
「ふーん、何入ってんの?」
「まだ開けてないです。相川さん、開けていいですよ」
「え、お前が貰ったんだろ?」
「ん、でも相川さんと使えとか言ってたから」
「ふーん。じゃ、遠慮なく」

 ガサガサ。

 …………………………。

「何が入ってたんですか?」
「………………」
「相川さん?」
「………………」
「相川さんてば!」
「うぇ!? わっ! いや!」←慌てて袋の口を閉める
「何ですか? 何が入ってたんですか?」
「いや、お前は見なくていい。ていうか、見ないほうがいい!」
「?? 何で? 俺が貰ったのに?」
「とにかく!」
「…………何が入ってたんですか? (ジー…)」
「ッッ… (そんな目で俺を見るな!!)」
「相川さん?」
「うっ…」←思わず、袋を開いてしまう

「……………………」
「……………………」

「こ…これは…」
「……………… (ローション、コンドーム、ローター、ホモのエロDVD……しかも何だこのフリフリ系の下着はっ…!!)」

「………………………………………………………… (くらっ)」


 ドッタン! (卒倒)



「慶太!? わーーー、慶太、しっかりしろーーーー!!」






 慶タンには、まだ刺激が強すぎたみたいです。
 というか、マコちゃんへのご報告編、書いてないじゃん! てことを、コメによって気が付いて、慌てて書いてみました!
 でも報告になってねぇ!!


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カテゴリー:智紀×慶太
テーマ:自作BL小説  ジャンル:小説・文学

生温い幸せのその下


 それほど料理が得意ってわけでもないが、まったく作れないってわけでもない。それにくわえて、かわいい恋人に、

『拓海の作ったメシが食いたい!』

 とか言って駄々を捏ねられれば、作らないわけにはいかないだろう。

「もうすぐ出来るから、皿とか出してよ、悠ちゃん」
「んー」

 席に着いたり、拓海の側をチョロチョロしたりしていた悠也は、やっと自分に何か仕事が与えられ、気のない返事をしながらも、嬉しそうに食卓に皿や箸を並べる。

「拓海ー、お腹空いたー」
「はいはい、今出来ますからねー」

 お母さんみたいにそう答えて、拓海は出来た料理を盛りつけた皿をテーブルに並べる。

「うわっ、超うまそうv」
「有り難うございます。ホラ、ちゃんと座れって」

 お行儀悪く椅子の上に膝を立てていた悠也の足を軽く叩いて、拓海は悠也の向かいの席に座った。小さな食卓。まるで新婚さんみたいじゃないか。

「拓海、何かニヤニヤしててキモイ」

 鋭く悠也に突っ込まれ、拓海はごまかすように視線を逸らした。

「いただきま~す」

 律儀に両手を合わせてから、悠也は箸を取った。

「あ、悠ちゃん、熱いから気を付け…」
「あつっ!」

 保護者並みに拓海が注意を促そうとしたそばから、悠也は早速口の中を火傷したらしい。

「バカ! だから気を付けろって…」

 拓海は慌てて水に入ったグラスを悠也に渡した。

「もぉ~熱いなら熱いって、先に言えよな!」

 少し目を潤ませて、悠也は拓海を睨んだ。

「言わなくたって、これだけ湯気が上がってんだから分かってよ…」
「拓海のバカー…」
「ホラ、フーしてあげるから、お食べ?」

 そう言って拓海は、程よく冷ました料理を悠也の口元へ持っていく。

「んー……」

 少し迷ってから、悠也ははむ、と、それを口に運んだ。

「…………んまい」
「そりゃ良かった」
「拓海ー、もう1口ー」
「はいはい」

 小さな食卓を囲んで。2人で一緒にご飯を食べて。ままごとみたいだ、と思った。
 夢の世界で、おままごとしてるの。

「それでもいいじゃん」
「え?」
「幸せなんだし」
「……そうだね」

 悠也は拓海の箸から、もう1口、頬張った。






*END*







 フーとか。
 してる場合じゃないから。
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★カップリングなりきり100の質問★ 遥斗×真琴 (前編)


001. あなたの名前を教えてください。
 H 「小沢遥斗です」
 M 「藤崎真琴でーす」

002. 年齢は?
 H 「23歳」
 M 「ハタチ」

003. 性別は?
 H 「男です」
 M 「はい」

004. 貴方の性格は?
 H 「穏やか?」
 M 「あぁ~確かに! 俺は、んー…素直? 拓海には分かりやすいって言われる」

005. 相手の性格は?
 H 「えーっと……少年のような…」
 M 「んん? それって、いい感じで?」
 H 「まぁ…うん」
 M 「はーちゃんは、優しいよね。あと、穏やかで、ていうか、ときどき穏やか過ぎて、おじいちゃんみたいなときある」 

006. 二人の出会いはいつ? どこで?
 H 「えーっと、ナンパ…………されました!」
 M 「しました! 街で見掛けて、超カッコいい!! て思って、猛アタックしました!」
 H 「外で撮影して、終わって帰ろうとしたら、すごい勢いで話し掛けられて」
 M 「だって! ここで声掛けなきゃ、もう会えないかも! て思ったんだもん!」

007. 相手の第一印象は?
 H 「テンション高っ!」
 M 「超カッコいいっっ!!」

008. 相手のどんなところが好き?
 H 「甘えてくるところ」
 M 「カッコいいとこ。顔だけじゃなくて、仕事とかに対する態度とか色々」

009. 相手のどんなところが嫌い?
 H 「嫌いなところなんかないよ」
 M 「ないって言えばないけど……時々本にとかに夢中になってて、俺の存在を忘れてることがある」
 H 「ゴメン」

010. 貴方と相手の相性はいいと思う?
 H 「思います」
 M 「うん、思います」

011. 相手のことを何で呼んでる?
 H 「だいたいマコって呼んでる」
 M 「はーちゃん。遥斗って名前だから」

012. 相手に何て呼ばれたい?
 H 「まぁ、今のままでもいいかな。今のところは」
 M 「俺も今のままでいい!」

013. 相手を動物に例えたら何?
 H 「犬かな、マコは」
 M 「何だろ…、種類は分かんないけど、何か高級そうなヤツ」

014. 相手にプレゼントをあげるとしたら何をあげる?
 H 「そのとき相手が欲しがってるもの」
 M 「俺もそうする! でも、はーちゃんセンスいいし、俺、何選んでいいか分かんない…」

015. プレゼントをもらうとしたら何がほしい?
 H 「マコがくれるものだったら、何でもいいよ。一緒にいられるだけでもいい」
 M 「(ジーン!)」

016. 相手に対して不満はある? それはどんなこと?
 H 「いや…うん、まぁ、ないかな…?」
 M 「んん? 何かあるの? ホントは」
 H 「いや… (疲れてるときは、もうちょっとテンション下げてくれると助かるけど…)」

017. 貴方の癖って何?
 H 「自分じゃよく分かんないなぁ…」
 M 「何か、すぐ聞き返しちゃう」

018. 相手の癖って何?
 M 「ときどき、すごいカッコいい顔する」
 H 「え? いや、別に普通の顔しかしてないけど… (ていうか、それって癖?)」

019. 相手のすること(癖など)でされて嫌なことは?
 M 「別にないよー。カッコいい顔されたら、キュンとなっちゃう」
 H 「いや、ありがたいけど……それ、癖とかじゃ…」

020. 貴方のすること(癖など)で相手が怒ることは何?
 M 「テンションが上がりすぎると、うん…。怒られはしないけど」
 H 「ときどき、すごいヒートアップするときがあるからね。俺の場合、ちょっとほったらかしにすると、拗ねられる」
 M 「だって!」

021. 二人はどこまでの関係?
 M 「んん?」
 H 「えっと、まぁ」
 M 「そりゃまぁ、行くトコまでは行っちゃってますよね。だってもう大人だし!」
 H 「だそうです」

022. 二人の初デートはどこ?
 H 「水族館だっけ? 確か」
 M 「そうそう、すごい楽しかった!」
 H 「俺、大人になってから、初めて行ったよ」
 M 「どうしても行きたくって」 

023. その時の二人の雰囲気は?
 H 「いや、良かったですけど…」
 M 「え、何笑ってんの?」
 H 「マコ、すごいはしゃいでたなーって。特にペンギンのとこで、めちゃくちゃ興奮してた」
 M 「ちょ、興奮なんかしてないよ!」

024. その時どこまで進んだ?
 H 「全然」
 M 「手もね、繋げなかったからね」
 H 「はい」
 M 「ウブだったんで」
 H 「はい (笑)」

025. よく行くデートスポットは?
 H 「そんな定番スポットみたいな場所は、特にないかも」
 M 「行きたいけど、そういうとこ行くと、はーちゃん、女の子にキャアキャア言われるし」
 H 「そんなことないって」
 M 「はーちゃんが気付いてないだけ! 俺は、はーちゃんが悪い女の人に声掛けられて、何かされちゃうんじゃないかって、いっつもヒヤヒヤしてるんだから!」

026. 相手の誕生日。どう演出する?
 M 「ケーキ! ケーキ、ケーキ! 『HAPPY BIRTHDAY!』て書いたチョコの乗ってるヤツ!」
 H 「マコが作ってくれるの?」
 M 「う…」

027. 告白はどちらから?
 M 「俺です! 俺、ホントは結構人見知りだけど、あのときだけは、超がんばった!」
 H 「すごい勢いで声掛けて来たよね」

028. 相手のことを、どれくらい好き?
 H 「どれくらいなんて言えません。言えないくらい好き」
 M 「もうね、こんな…こう…こんくらい!」←両手をいっぱいに広げてる

029. では、愛してる?
 H 「もちろんです」
 M 「こんくらいいっぱいね!」←まだ両手をめいっぱいに広げてる
 H 「(苦笑)」

030. 言われると弱い相手の一言は?
 H 「言葉もそうだけど……マコの場合は、言葉よりも表情が…」
 M 「え?」
 H 「何も言わなくても、顔見ればわかるっていうか」
 M 「分かりやすいってこと? 俺はねぇ『愛してる』とか言われると…」

031. 相手に浮気の疑惑が! どうする? 
 M 「泣いちゃう」
 H 「マコのこと、信じるよ」

032. 浮気を許せる?
 H 「許したくはないかも」
 M 「許さない~~~!!! でも、やっぱ許しちゃうかも…。はーちゃんに浮気されたら、俺… (シュン…)」
 H 「(想像の世界なのに、この落ち込みようは…)」

033. 相手がデートに1時間遅れた! どうする?
 H 「1時間経つ前に、連絡するとは思うけど」
 M 「はーちゃんが遅れてきたことないから、よく分かんない。待つとは思うけど」

034. 相手の身体の一部で一番好きなのはどこ?
 H 「んー…目かな」
 M 「そんなの、恥ずかしくて人前じゃ…」
 H 「えっ、どこ!?」

035. 相手の色っぽい仕種ってどんなの?
 M 「はーちゃんはね、何かむだに色っぽい。何かフェロモンって感じ。ジュディ・オングって感じ」
 H 「何それ… (苦笑)」

036. 二人でいてドキっとするのはどんな時?
 M 「結構いつでもドキドキしてる。でも1番ドキッとするのは、何か目がギラギラしてるとき」
 H 「そんなときある?」
 M 「めったにない。今までに2回しかない」
 H 「2回!? いつ!?」
 M 「内緒。それは俺だけが知ってればいいの!」

037. 相手に嘘をつける? 嘘はうまい?
 H 「どうかな? 下手じゃないかもだけど、別に嘘なんかつかないし」
 M 「ついてみても、全部バレる」

038. 何をしている時が一番幸せ?
 M 「一緒にいるとき」
 H 「うん、俺も一緒にいられれば、それだけで幸せだよ」

039. ケンカをしたことがある?
 H 「まぁ、ないこともないかな」
 M 「…うん」 

040. どんなケンカをするの?
 H 「大体マコが拗ねてる」
 M 「だって!」

041. どうやって仲直りするの?
 M 「ごめんなさい、てする」
 H 「そうだね」

042. 生まれ変わっても恋人になりたい?
 H 「はい」
 M 「……ホント?」
 H 「ホント」
 M 「嬉しっ!」

043. 「愛されているなぁ」と感じるのはどんな時?
 H 「どんな場面でも、結構いつでも感じますけど」
 M 「エッチしてるとき?」
 H 「それだけじゃなくて!」

044. 「もしかして愛されていないんじゃ・・・」と感じるのはどんな時?
 H 「あんまりないかな」
 M 「一緒にいるのに、相手にしてくれないとき」

045. 貴方の愛の表現方法はどんなの?
 M 「全部! 言葉と、態度と、全部っ!!」
 H 「確かに…」
 M 「どう?」
 H 「え、何が?」
 M 「それって、重い?」
 H 「そんなことないよ」

046. もし死ぬなら相手より先がいい? 後がいい?
 M 「うぅー…どっちもヤダ…」
 H 「まだそういうことは考えたくないね」

047. 二人の間に隠し事はある?
 M 「ない! ……と信じてる。俺、隠し事ヘタだし…」
 H 「俺も別にマコに隠してることはないな」

048. 貴方のコンプレックスは何?
 M 「もうちょっと、はーちゃんに見合うルックスなら良かったのに…て思う」
 H 「何で…。十分かわいいよ、マコ」
 M 「かわいいとかー、絶対ないし! うぅー…」
 H 「(かわいい…)」

049. 二人の仲は周りの人に公認? 極秘?
 M 「公認ってほどじゃないけど、知ってる人は知ってる。俺の友だちとか家族とか」
 H 「マコの家族には、確かに公認だよね。特にお母さん」
 M 「お母さん、はーちゃんのファンだからー」

050. 二人の愛は永遠だと思う?
 H 「はい」
 M 「うん」







 後編の、エチありカプへの質問で、マコちゃんのテンション、さらに炸裂します!
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★カップリングなりきり100の質問★ 遥斗×真琴 (後編)


*R指定はしませんが、「ココからはエッチ有カップルのみお楽しみください。」ということなので、苦手な方はご注意くださいませ。

051. 貴方は受け? 攻め?
 H 「攻め」
 M 「受け」

052. どうしてそう決まったの?
 M 「俺、今までも、ネコしかしたことないし」
 H 「何か…何となくそうなってました」

053. その状態に満足してる?
 M 「はい」
 H 「あ、はい」
 M 「え、ヤダ?」
 H 「いや、そうじゃなくて、こういう質問、何か照れるっていうか…」
 M 「あと47問、大丈夫?」

054. 初エッチはどこで?
 M 「はーちゃんち」
 H 「はい」

055. その時の感想を・・・・
 M 「超気持ちよかったよ (ニコッ)」
 H 「あ、ありがとう…」
 M 「んん? 何か顔、引き攣ってる? 俺、良くなかった?」
 H 「そうじゃなくてね… (マコに恥じらい…………なんて、無理な話か…)」

056. その時、相手はどんな様子でした?
 M 「やっぱ、ちょっと戸惑ってた? 男とすんの初めてだったみたいだから」
 H 「まぁ、それは、はい。マコはノリノリだった気がする」

057. 初夜の朝、最初の言葉は?
 M 「んー…何だっけ。普通に『おはよう』とか?」
 H 「たぶん」

058. エッチは週に何回くらいする?
 M 「何回ってことはないけど、はーちゃんちに泊まりに行ったときは、だいたいしてるよね」
 H 「だいたい、マコに迫られてる」

059. 理想は週に何回?
 M 「毎日でもいいよ~!」
 H 「……考えとく」

060. どんなエッチなの?
 M 「結構、普通かも」
 H 「え、イヤ?」
 M 「んーん、ヤじゃないよ。はーちゃんとのエッチ、大好きだし」

061. 自分が一番感じるのはどこ?
 M 「んーとね、結構どこでも感じるけど……鎖骨とか胸とか、いろいろ! はーちゃんは?」
 H 「えっ!? いや…」
 M 「どこどこ~?」

062. 相手が一番感じているのはどこ?
 H 「あー…結構どこでも、かな」
 M 「あはは。はーちゃんはねぇ、…………」
 H 「……何?」
 M 「いや、言っていいのかなぁ、と思って」
 H 「え、そんな言えないようトコ!?」

063. エッチの時の相手を一言で言うと?
 M 「ん~たまんない!」
 H 「え、何それ…。マコは、かわいいよ」

064. エッチははっきり言って好き? 嫌い?
 M 「好きだよ。大好き!」
 H 「まぁ、普通に好きです」

065. 普段どんなシチュエーションでエッチするの?
 M 「わりと普通」
 H 「うん。まぁ時々マコが…」
 M 「んん?」
 H 「いろいろやりたがるとき、あるよね?」
 M 「えへへー」

066. やってみたいシチュエーションは? (場所、時間、コスチューム等)
 M 「そりゃ、いろいろあるよねー?」
 H 「え、いや…」

067. シャワーはエッチの前? 後?
 M 「どっちもするよ。やっぱりね」
 H 「うん」

068. エッチの時の二人の約束ってある?
 M 「別にないかなー」
 H 「うん」
 M 「あ、でも俺は別にいいって言ってんのに、はーちゃん、ちゃんとゴム着けてくれる」
 H 「まぁ、その辺は…」

069. 相手以外とエッチしたことはある?
 H 「そりゃ、まぁ昔は」
 M 「だってもう大人だしねぇ?」

070. 「心が得られないなら身体だけでも」という考えについて。賛成? 反対?
 M 「俺、そういうの嫌いー」
 H 「反対はしないけど、空しいだろうなぁとは思う」

071. 相手が悪者に強姦されてしまいました! どうする?
 M 「ショック! とりあえず精いっぱい慰める。悪者は何とか捕まえて、制裁!」
 H 「というか、そんなことにならないように、普段から気を付けて見てる。マコは時々チョロチョロしてて危なっかしいことあるから」

072. エッチの前と後、より恥ずかしいのはどっち?
 M 「別にどっちも恥ずかしくない」
 H 「まぁ…恥ずかしさはないかな」

073. 親友が「今夜だけ、寂しいから・・・」とエッチを求めてきました。どうする?
 M 「えぇー…そんなの親友じゃないよ…」
 H 「はっきりと断る。あんまり言ってくるようなら、話くらい聞くかもだけど」

074. 自分はエッチが巧いと思う?
 M 「ん~下手だとは思わないけど…」
 H 「人並みなんじゃないでしょうか」

075. 相手はエッチが巧い?
 M 「巧い! 超気持ちいいもん!」
 H 「そんな力説しなくても…、いや、マコも巧いとは思うけど…」

076. エッチ中に相手に言ってほしい言葉は?
 H 「何かある?」
 M 「んー…でも言ってほしいことは、何か言ってくれてる気がする」

077. エッチ中に相手が見せる顔で好きな顔はどんなの?
 H 「全部かな」
 M 「俺の中で感じてるときの顔」

078. 恋人以外ともエッチしてもいいと思う?
 M 「いいわけないよ! そんなの!! ダメェ~~~!!!」
 H 「うん、よくない。いいわけないです」

079. SMとかに興味はある?
 M 「んー…はーちゃんがしたいなら、してもいいよ?」
 H 「えぇ!? ないない!」
 M 「そう? 確かにはーちゃん、ノーマルそう」
 H 「(ていうか、マコはどっちだって言うんだ!?)」

080. 突然相手が身体を求めてこなくなったらどうする?
 M 「ショック!! 何とか誘惑する!」
 H 「まぁ…あり得ないでしょうねぇ…」

081. 強姦をどう思いますか?
 M 「いいわけないし!」
 H 「犯罪ですからね」

082. エッチでツライのは何?
 M 「何も」
 H 「特にないかな」
 M 「強いて言えば、はーちゃんのお仕事が忙しいと、会ってもエッチ出来ないこと」
 H 「それ、ちょっと質問の趣旨と違う…」

083. 今までエッチした場所で一番スリリングだったのはどこ?
 M 「別にないかな」
 H 「…………」
 M 「え、ある!?」
 H 「いや、マコの家でやったときは…」
 M 「あー…」
 H 「マコのお兄さんとお母さんが家にいたから、すごいヒヤヒヤした」
 M 「あのとき、何かどうしてもエッチしたくて、我慢できなかったの」

084. 受けの側からエッチに誘ったことはある?
 M 「ありますね」
 H 「しかも結構しょっちゅう」

085. その時の攻めの反応は?
 M 「んー…普通?」
 H 「まぁ、よくあることなんで」

086. 攻めが強姦したことはある?
 H 「ないですよ (苦笑)」
 M 「もうちょっと強引でもいいと思う」

087. その時の受けの反応は?
 H 「いや、だから、そういうことないですから」
 M 「ん」

088. 「エッチの相手にするなら・・・」という理想像はある?
 M 「はーちゃん、ある? そういうの」
 H 「いや、別に…」
 M 「俺で満足? 何かしてほしいこととかない?」
 H 「満足だよ」

089. 相手は理想にかなってる?
 M 「はい!」
 H 「かなってます」

090. エッチに小道具を使う?
 M 「はーちゃん、使ったことないね」
 H 「え、使いたいの!?」
 M 「気持ちいいよ。今度使うー?」
 H 「いや、あの… (マズイ、マコがノリノリだ…)」

091. 貴方の「はじめて」は何歳の時?
 M 「んー…15? 16かな?」
 H 「俺もそのくらいだと思う」

092. それは今の相手?
 H 「違う相手です、はい」
 M 「俺も違う人。野球部の人だった」
 H 「……相手、男?」
 M 「初めてはね。女の子とも、1回だけしたことある。1番上のお兄ちゃんのお友だち」

093. どこにキスされるのが一番好き?
 M 「はーちゃんにされるなら、どこでも~」
 H 「唇かな」

094. どこにキスするのが一番好き?
 M 「どこだろ…。唇、かな?」
 H 「俺も」

095. エッチ中に相手が一番喜ぶことは何?
 M 「えっと、ゆっちゃっていいのかな?」
 H 「えっ!? そんな言えないようなこと!? (焦)」
 T「じゃあ、内緒ってことで」

096. エッチの時、何を考えてる?
 M 「はーちゃんのこと。ちゃんと気持ち良くなってるかなぁーって」
 H 「俺も、マコのこと」

097. 一晩に何回くらいやる?
 M 「2回くらい?」
 H 「まぁ、うん。そのくらいかな」
 M 「俺はもっとしてもいいのにー、て思うけど、はーちゃんに宥められる」

098. エッチの時、服は自分で脱ぐ? 脱がせてもらう?
 M 「いろいろ」
 H 「迫る気満々のときは、自分で脱いで、俺の服を脱がそうとするよね、マコは」

099. 貴方にとってエッチとは?
 M 「愛情確認v」
 H 「そうですね」

100. 相手に一言どうぞ
 M 「はーちゃん、好き好き、大好きー」
 H (真顔になって)「マコ、愛してるよ」
 M 「…… (はわわ…)」←放心状態
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バランス (前編)


 まさか、とは思ってましたよ。
 確かにヤツらは親友だと公言して憚らない2人だとは知ってたけどさ。
 それでも普通は恋人を優先するもんじゃないか? それも、2週間もまともに会ってない恋人ならなおさら。

『あ、明日は歩と約束があって』

 ようやくテスト期間が終わって、さっそく慶太に電話してみたら、言われた言葉がこれ。

「…………また歩?」

 思わず口にしてしまった。
 慶太から直接は聞いてないけど、相変わらず慶太が歩とよくメシ食いに行ったり、遊びに行ったりしてるってことは、拓海経由で聞いてる。
 それだけ会ってるなら、たまにしか会えない俺のほうを優先してくれたっていいんじゃないかと思う。いや、優先すべきだ。

 ………………けれど!

『だって、約束だし…』

 先に約束したなら、そっちを優先して当然だという慶太の主張は、間違っちゃいないけど。

「……分かったよ!」

 大きな溜め息と一緒にそう吐き捨てて、電話を切った。

 だいたい、アイツはホントに俺のことが好きなのか? って、時々疑いたくなる。
 別に電話やメールがしょっちゅう欲しいわけじゃないけど、ホンットに必要以上の電話もメールもしないし、こっちからしたって返事ねぇときだってあるし。

 時間が空いてたって、めったに俺のこと誘ってこないくせに、歩とはしょっちゅう出掛けてるし(言えば、「忙しいと思ったんで…」とか言ってくるし)。

 歩はお前の恋人じゃねぇだろ!?
 親友っつったって、しょせん、友達の中の最上位でしかなくて、恋人ってその上なんじゃねぇの!?
 でもそれをアイツに言えば、拓海のこととか引き合いに出してくるし…………かわいくねぇ!


 あークソ、イライラする。
 律儀でまじめなアイツに限って、浮気とかそんな器用なマネ出来るわけねぇだろうけど、何かそういうのだって疑いたくなってくる。

「くそっ!」

 携帯電話を床に放った。
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バランス (後編)


 イライラしたままベッドに転がってたら、そのままふて寝してしまっていたらしい。
 何となくざわつく部屋の中に、眠りに落ちていた意識が浮上してくる。

(……んだ? お袋か? 弟か?)

 それにしても、何でこんな時間に俺の部屋になんか…………あ、もう朝か? 俺のこと、起こしに来たのか。つーか、今日休みだっつの。

「うー……今日やす…」
「あ、起きた」


 ………………。


 …………俺の弟、こんな顔か?


 ………………………………。


「相川さん?」


 ……………………え?


「はぁっ!?」


 ガバッ。


「うわっ!?」


 ドタン!!


 俺の上に乗っかってたのは、弟でも何でもなく、

「慶太…?」

 俺が驚いて起き上がった弾みに、上に乗っかっていた慶太がそのまま床へと落っこちる。

「イッター…ひどい、相川さん…」
「慶太!?」

 ぶつけたらしい頭をさすりながらベッドによじ登ってくるのは、紛れもなく慶太で。
 は?
 俺まだ夢見てんの?

「何でそんな顔してるんですか?」

 不満げに唇を突き出して、頬を膨らませてるから、思わずその唇にキスしてしまった。

「なっ…!」

 途端に真っ赤な顔をして俺から離れる慶太。
 寝てる俺の上に乗っかって起こしに掛ってた、さっきまでの大胆さはどこに行ったの?

「な、な、何するんですか!?」
「えー? キス? てかさぁ、お前、何でここに?」
「お母さんが上げてくれたんです。呼んでも降りてこないから、どうぞ入ってくださいーって」
「あ…そう…?」

 時計を見れば、まだ9時で。
 さっき慶太との電話を切ってから、まだ2時間も経ってない。

「だってお前、歩と約束あるんだろ?」
「それは明日の話です。今日の夜は何の予定もなし、です」

 ニパッと笑うこいつに、少ししてやられたりって気持ちになる。

「お前…」
「へへ。ビックリしました?」
「……シマシタ」
「だって、電話でだから今日相川さんちに行くって言おうと思ったのに、さっさと電話切っちゃうし、掛け直しても出てくんないから、もう直に行っちゃえって思って」

 ……………………。

 まだポカーンとしてる俺とは対照的に、慶太は満足げに、嬉しそうに笑ってる。

「おまっ…」

 つーか、コイツって、こんな器用なマネのできる奴だったのか!?
 何?
 小悪魔!?

「相川さん?」
「てめー、だったら今日は一晩中付き合ってもらうかんな!!」
「へっ!?」

 俺の心を弄んだ罪は重いぜ!

 上に乗っかってた慶太の腰を掴んで、グルンと体を反転させる。ベッドに押し倒した慶太の上に、今度は俺が伸し掛かる。

「あ、あい、相川…んっ…!?」

 驚いて目を白黒させてる慶太に、深く口付けて。

「ちょ、ちょっ…相川さ…!」

 慌てる慶太を無視して、シャツを剥いでいく。
 素肌をまさぐりながらキスを繰り返せば、次第にその抵抗が弱くなっていって。
 こうなりゃ、こっちのもんだ。

 明日になったって、ぜってぇ歩のとこになんか行かせねぇ!!





*END*
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俺のハニー


「悠ちゃん、お風呂沸いたよ」
「んー」

 寝室に戻ってそう言えば、気怠そうに悠也が体を起こした。

「拓海ー、連れてってー」
「はいはい」

 そう言われるのはだいたい想像がついてたから、拓海は特に驚かない。
 シーツに包まって両腕を伸ばしてる悠也を、それごと横抱きに抱き上げて、寝室を出る。
 受け入れる側のセックスは相当疲れるはずだけど、終わった後の悠也はたいてい上機嫌で、いつも以上に甘えてきてかわいい。

「ねぇー、拓海ー」
「ん?」

 スリスリと胸に頬をすり寄せていた悠也の手が、ふと拓海の顔のほうに伸びてきて。
 何? と思う間もなく。

 ―――ツー……。

「うわぁーーー!!!!!」

 拓海が、色気もへったくれもないような叫び声を上げ、膝をガクリと折った。
 思わず悠也を落っことしそうになって。

「危ない、拓海! バカ!!」

 バシン!!
 いい音を響かせて、悠也が拓海の頭を引っ叩いた。

「悠ちゃん、いきなり何すんの!?」
「いや、前から思ってたんだけど、拓海って鎖骨弱いよね。むひっ」

 そんなかわいい顔して……全然反省してないでしょ!?

「落っことしたらどうする気だったの?」
「ぶっ飛ばす」
「……」

 もう何も言い返せず、拓海は足を踏ん張って、もう1度悠也を抱えて立ち上がる。

「でも落とさないでしょ? 拓海は」
「ん?」
「落とさないよね?」
「…………。落とすわけないでしょ? 大事な大事なお姫様を」
「むふふ。嬉しいこと言ってくれたから、キスしてあげる」

 ご機嫌なお姫様からキスを1つ。

(これだけですっかり許しちゃえるんだから、俺もお手軽だよね)

「でももう鎖骨はダメだかんね?」
「はーい。くふふ」


 …………なーんか、最後の笑みが気になるんですが? お姫様。
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愛のドーパミン漬け (1) R18


*R18です。まだぬるいですが、このお話は全編通してそんな仕上がりですので、18歳未満のかた、苦手なかたはご遠慮ください。変態度も高めです。

 ぅーーーーん…。
 もう3週間経っちゃったよぉー。

「はーちゃーん、はーちゃん、はーちゃん、はーちゃーん…」

 真琴はベッドの上でジタバタしながら、もう3週間も会っていない恋人の名前を連呼した。
 3週間も会っていない―――つまり、夜のほうも3週間はご無沙汰なわけで。
 別に青臭い高校生じゃあるまいし、盛る気はないけど、やっぱり3週間はちょっとキツイ。

「んー…はーちゃーん…」

 ひとしきり手足をばたつかせた後、真琴は大の字になって天井を見つめた。

 今何してんのかな? 撮影はもう終わった? 打ち合わせ中?
 電話とか掛けたら、迷惑だよね? メールも朝と昼にしたし…。

 真琴には甘い遥斗のことだから、電話を掛けたところで迷惑がったりはしないだろうが、あまり無節操に連絡を取りたがるのも、よくないと思う気持ちがあって。
 どうしようか散々迷った挙句、真琴は電話をするのをやめた。

 また明日の朝、メールすればいいや。明日か明後日の夜には会えるしね。
 そのときにいっぱいいっぱい甘えちゃおう。いっぱい甘えて、それからそれから…。

 もともと何かにつけて想像力の発達している真琴の頭の中では、すでに、遥斗と会ってからどうするかが繰り広げられていた。

 きっと遥斗は優しく抱き締めてくれる。それからキスして…。

「!」

 どんどん思考が妖しい方向へと向かい始めて、真琴はハッとして、熱を払うように首を振った。

 でも…。

 はーちゃんのキス、熱くて、気持ちいいんだ。舌、絡められると、頭がボーっとしちゃって、何も考えられなくなっちゃう…。

 それから遥斗は優しく真琴の体を愛撫してくれるだろう。
 真琴は両腕で自分の体を抱き締めた。体の熱は少しも引く気配を見せなくて。

「はーちゃん…」

 真琴はパジャマ代わりのTシャツの裾から手を差し入れ、遥斗がいつもそうしてくれるように、指先で体をなぞっていく。
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カテゴリー:遥斗×真琴
テーマ:自作BL小説  ジャンル:小説・文学

愛のドーパミン漬け (2) R18


*R18です。18歳未満のかた、苦手なかたはご遠慮ください。変態度も高めです。

「ぁっ…」

 指先が胸の突起を掠めると、思わず声が漏れた。

『マコって、ここ弄られるの、好きだよね?』

 前に遥斗に言われたことがある。
 真琴は否定したけれど、遥斗の言葉のほうが正しいことは明らかで、さらに体の熱は上がっていく。

「ん、ぅん…」

 真琴はもう一方の手をスウェットパンツの中へと忍ばせる。辿り着いた先は、その先の行為を待っているかのように、熱を帯びていた。

「ん、あぁん…」

 真琴は下着と一緒にスウェットパンツを脱ぐと、遥斗を思いながら手の動きを激しくする。
 トロリと零れたカウパー液が指に絡んで、クチュ、といやらしい音を立てる。

「はーちゃ…ん、気持ちい…」

 ―――なら、もっと足開いて…。

「ヤ…」

 真琴は恥ずかしそうに首を緩く振ったけれど、それに反して足は大胆に広げられて。
 グチュグチュと、恥ずかしいほど濡れて硬くなった自身を扱きながら、けれど真琴はもどかしげに身を捩った。

 ―――もう後ろも構ってほしいんでしょ…?

「ん…」

 男としてはもう終わっているかもしれないけれど、真琴は、自分がもう、前への刺激だけでは満足にイケないことを知っている。
 真琴はゆっくりと手を後ろに移動させて、カウパー液が伝って濡れているその蕾に指を這わせた。

「はぁ…」

 ビクッと体が震えた。

 頭の片隅では、もうやめなければという思いがあるのに。
 弟は出掛けているけれど、反対側の隣の部屋には、2番目の兄がいる。少しくらいの物音なら聞こえないだろうが、もしもあらぬ声を聞かれてしまったら…。

「ん…」

 でも、少しだけなら。
 枕に顔を押し付けて、出来るだけ声を殺して、後ろへ回した指を動かす。ヌルヌルとアナルの周りをなぞっていた指を、そっと中へとうずめた。
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カテゴリー:遥斗×真琴
テーマ:自作BL小説  ジャンル:小説・文学

愛のドーパミン漬け (3) R18


*R18です。18歳未満のかた、苦手なかたはご遠慮ください。変態度も高めです。

「あ、あぁんっ…」

 ほんの少し指先が入っただけで、おもしろいように真琴の体が跳ね上がった。

 ―――もっと奥まで入るよね…?

「ゃ…ムリぃ…」

 潤いの足りないそこは、それほど太くもない真琴の指さえもなかなか受け付けない。
 やはりここでやめようかと思ったけれど、ふと真琴は引き出しの中身を思い出してしまった。
 先日、ノリノリのテンションで購入したローションだ(しかも、高遠と一緒にネット通販でさんざん探し回って、選びに選び抜いた一品)。

(ホントははーちゃんと一緒に使うつもりだったけど…)

 真琴は、ローションをベッドに零さないように、手のひらに垂らしてみる。

「うわ…、トロトロ…」

 思ったよりも柔らかい感触に、ゴクリと喉が鳴ってしまった。ペロリと唇を舐めてから、それを指先に絡める。

「ん…」

 キュッと唇を噛んで声を殺しながら、真琴はローションに濡れた指を中へと押し進めた。
 遥斗の指を思い出しながら、何度も指を抜き差しする。

(ん……もっと…)

 反対の手をTシャツの中に入れ、プツリと立ち上がった乳首を引っ掻く。

「くぅ…」

 思わず上がりそうになった声を慌てて堪える。

(あぁ…もぉ…)

 あと少しで昇り詰めようかという、その瞬間。

『マコー』

 その甘ったるいような濃密な空間にはまるで似つかわしくない母親の声が、ドア越し、階下から響いた。
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カテゴリー:遥斗×真琴
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愛のドーパミン漬け (4)


 …………え?

『マコー、遥斗くん来たわよー』

 ………………。

「えぇっ!?」

 真琴は一瞬にして現実へと返った。
 遥斗が勝手に部屋まで上がって来ないことを知っている。『はーちゃんが来たら、お出迎えするんだから、絶対呼んでよね!』と、家族みんなに言ってあるからだ。

『マコ? 寝てるの? 遥斗くん来たわよ』

 ノックの音。
 真琴は慌てて指を引き抜くと、大きく息をして呼吸を整えた。

「い、今行く!」

 ベタベタの手を拭ってスウェットのパンツを穿くと、急いで部屋を出た。

「はーちゃん!」

 バタバタと階段を下りていくと、玄関には3週間ぶりに見る、恋人の姿。まだ火照ったままの体が、また熱くなった。

「何で!? どうしたの!?」
「…ん、早く終わったから。ゴメンね、連絡もしないで来ちゃって」
「んーん、超嬉しい!」

 ニコリと爽やかな笑顔で微笑む遥斗に、真琴はギュッと抱き付いた。
 スキンシップ過剰な真琴にはもう十分慣れているのだが、今日は、そばに真琴の母親がいたので、さすがに少々困惑した。
 けれど、そこは真琴の母親。

「遥斗くん、ご飯食べて来たの? 何か食べる?」

 あっけらかんとした様子で、キュウキュウと真琴に抱き付かれている遥斗に声を掛ける。

「あ、いや…結構です…」
「はーちゃん、部屋行こ?」
「あーはいはい、お邪魔しま…」

 まだちゃんと靴も脱げていない状態なのに、真琴にぐいぐい腕を引っ張られて、遥斗は苦笑しながら真琴の母親に頭を下げた。

「はーちゃん、早くぅ!」

 電話をしようかどうしようか散々迷って、まさか今日中に会えるなんて思ってもみなかった真琴は、高鳴る鼓動を抑えることが出来ない。

「はーちゃん…会いたかった…」
「ん、俺も会いたかったよ」

 部屋に入るなり遥斗に抱き付けば、真琴が想像していたとおり、遥斗は優しく抱き締めてキスしてくれた。
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愛のドーパミン漬け (5)


「はーちゃん、はーちゃん…」

 肩口に擦り寄ると遥斗のにおいがして、中途半端なまま放り出された真琴の体が疼き出した。

「ねぇマコ…」

 擦り寄る真琴の顔を上げさせ、もう1度キス。唇を離した遥斗は、吐息を感じるほどの近い距離で、真琴を見つめる。

「あのさ…、もしかして1人でシてた? その顔…」

 何を―――なんて言わなくても、遥斗の言いたいことをすぐに察して、真琴は恥ずかしそうに顔を背けた。
 それだけで『はい、そうです』って答えてるようなものなのに。

「俺のこと考えながら、シてたんだ、1人で」

 耳元で喋られて、息が掛かってくすぐったい。もちろんそれだけじゃなくて、真琴は熱い吐息を吐き出した。

「はーちゃん…」

 濡れた瞳で見上げられ、遥斗は思わず息を詰めた。しかしグッと堪えて、真琴を体から離す。

「はーちゃん、どうしたの?」
「あ、いや…やっぱご飯、ごちそうになってこようかな…」
「えぇ~何でぇ?」

 途端に真琴が頬を膨らます。
 ここまできて、それはないんじゃない?

「いや、あの…」
「はーちゃん?」

 もしかしなくてもやる気満々な真琴に、クラリと理性が崩壊しそうになる。
 けれど。

「あのね、マコ。ここがどこだか分かる?」
「俺んち。俺の部屋」
「隣には誰がいるの? 階下(した)には?」
「あ、」

 遥斗が来たことで舞い上がってしまい、すっかり忘れていたが、隣には兄が、階下には父親と母親がいるのだ。
 家族には公認の恋人だが、さすがに部屋でエッチしているのがバレるのは、まずい。

「でもヤダ…」

 3週間も肌を触れ合わせていなかったのだ。
 やっと会えて、抱き締められて、キスされて。このまま終わりだなんて、そんなの無理だ。

「はーちゃん、シよ…?」

 真琴の横を抜けて部屋を出ようとする遥斗に抱き付き、耳元で真琴は甘く囁いた。
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