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2008.07.02 (Wed)

7. 空気と言うには濃いけれど、 (後編)

 哲也と交代で風呂に入って、上がってみれば、最初の約束どおりベッドで寝たらダメだと思ったのか、哲也はソファのところで丸くなっていた。

 勝手にテレビを付けるのを悪いと思っているのか、それとも普段からあんまり見ないほうなのか、映ってもいないテレビをぼんやり眺めてる。

「テレビ、点けたらいいじゃん」
「んー……」
「眠いの?」
「眠くは…………ない」

 ……眠いんだ…。
 あまりに分かりやすすぎる哲也に、思わず苦笑いする。

 それにしても、ホントにソファで寝る気なのかな? (最初にそう言ったのは俺だけど)いくら哲也が小さい言っても、やっぱソファで寝るって、ちょっとキツイ気がする。

 でもなぁ…、いくら俺のベッド、セミダブルだ言っても、男2人で寝るには、ちょっと…。
 前に2人で寝たんは、哲也が酔っ払って俺んこと離さなかったから、無理からだし。

「哲也、狭くない? ソファで寝れる?」
「んー……寝れ、る……ねむ…」

 やっぱ眠いんだ。
 ってか、もう寝てるんじゃねぇの? 寝言か、今の。
 まぁ、本人が寝れる言うんだから、ソファでもいいか。一応、ふとんは掛けといてやるけど。


 あ、明日啓ちゃんに持ってく水ようかん、用意しとかないと。



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